このゲーム大丈夫?
こんばんは、電気ウニです。
「マジック:ザ・ギャザリング 」を日本で聞き馴染みがない怪しいゲームかと思いますが大丈夫。
僕は4年前にこれと出会ったのですが、未だに飽きずに楽しめるいいゲームです。
今回はこのゲームの概要と魅力を書きます。
1.マジック is なに?
マジック:ザ・ギャザリング は1993年にアメリカのウィザーズ・オブ・ザ・コースト社から発売された世界で最初のカードゲームです。
今でも3か月に1度新カードが発売されていて11の言語、70以上の国で遊ばれています。もちろん日本語のカードも出ていて日本人も遊んでいます。
マジック:ザ・ギャザリング には賞金が出る大会やプロプレイヤーが存在します。
誰でも参加可能な大会賞金は総額50,000ドル以上、卓上やマジックアリーナでの大会で成績上位の方のみが参加できる招待制の大会では総額500,000ドル。
また大会の賞金や企業のスポンサードでマジックを職業としているプロプレイヤーもいます。
世界で32名のみのトップおぶトップはウィザーズとの契約選手で年間報酬金額75,000ドル。
マジックを取り扱うカードショップによる契約選手や、マジック業界外企業としてシャドウバースやグラブルで有名な「株式会社Cygames」との契約選手も活躍しています。
2.なにがこのゲームおもしろいの?
単純にカードゲームとして人と遊ぶのはもちろん、3つの点に魅力を感じます。
①世界観
今僕たちのいる世界は無数に存在する次元のうちの一つにすぎず、他にもあらゆる次元が存在しています。
その無数の次元が存在する空間を「多元宇宙」といい、次元一つ一つが異なる性質を持っています。
普通の人間は他の次元に気が付くことすらなく一生を終えますが、「プレインズウォーカー」という特別で強大な魔法使いは他の次元を自由に渡り歩くことができます。
あなたはカードを手にした瞬間からプレインズウォーカーになり、同じくプレインズウォーカーな対戦相手と魔法の決戦をしていく、、、
、、、というものです。いいですね、書きながら自分でもワクワクしてきました。
②公式記事による信頼感
マジックでは公式からデッキ戦略やストーリー、カード開発秘話など様々な記事が出ています。
その中でも僕がマジックを始めたころに一番びっくりしたことは、禁止改定告知時にリスト発表と合わせてそれを判断するまでに至った背景がきちんと説明されることです。ウィザーズの考えをユーザーに公表しようという姿勢に感動しました。
2019年1月21日 禁止制限告知|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト
僕が知っていた禁止改定とは数か月に一度大量のカードが突然発表されるものでした。
③カードデザインの多様性と美
この「カードデザイン」とはイラストだけではなく名前や効果など一枚の紙の中に書かれた情報の組み合わせを指します。
特に「フレイバーテキスト」と呼ばれるゲームとは関係ない世界観やストーリーの説明、カードの雰囲気を感じさせる文章には素敵なものが多くあります。(画像のカードでは「すべては~」から始める小さな文章)
例えばこれは僕が初めてマジックに触ったとき感動した呪文です。
効果としては相手のクリーチャーを一時的に持ち主のデッキに戻し、場にいるタイミングを遅らせます。
そもそもイラストが素敵です。広大な空間に浮遊する巨大な砂時計に兵士が閉じ込められている、タイトルは「時間づまり」。
そして決して完全な除去でこそないけれども、遅らせることの重要性を説明したフレーバーテキスト。
これらの組み合わせから素敵な世界観を感じられます。
このようにマジックはゲーム以外にも手に取るだけで感じられる楽しさに満ちています。
ではまた。